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弁護士による個人再生

「その他」に関するQ&A

個人再生をすると家族にどのような影響が出ますか?

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2023年12月8日

1 家族への影響

まず、個人再生を行うとその旨が信用情報に登録されますが、信用情報は個人単位の話になりますので、家族への影響はないといえます。

そのため、ご家族のクレジットカードが使えなくなったり、ローンを組めなくなったりということはありません。

ただし、ご家族で使用可能なクレジットカードについては、再生をする本人が契約者の場合、あるいは家族が所有するカードの保証人になっている場合には、ご家族のカードが使用できない可能性が高まります。

2 保証人への影響

個人再生を行うことで、保証人はその保証している債務について一括返済をする必要が生じます。

そのため、もしご家族が保証人となっている場合には、個人再生をすることで一括請求を受けることになりますが、支払いの交渉を行うべき場合もあります。

3 自動車や家の問題

個人再生は、自宅や自動車等の資産を強制的に処分されることなく生活の再建を図る制度ですので、マイカーローンの返済中でなければ、自動車を所有している方が車を強制的に処分される心配はありません。

家具や生活必需品等の家財道具も差し押さえられることはないです。

そして、住宅については住宅資金特別条項を利用できるため、住宅ローンを返済中でも自宅を手放す必要はありません。

他方で、マイカーローンが返済中の場合、ローンの完済まで自動車の所有権はローン会社にあることがほとんどですので、個人再生手続きを行うことで、ローン会社に自動車を引き揚げられてしまうことも多くあります。

自動車がないと生活に大きな支障が出るという場合、手続きを行うことでご家族にも大きな影響が出ることとなります。

4 手続きをする上での影響

個人再生の申立てをするには、そのときの家計の状況をきちんと把握しなければなりませんので、同居されているご家族の協力が必要です。

そのため、申立手続き自体がご家族に影響のあることだといえます。

5 個別の事情によって影響の仕方は異なる

個人再生をした場合、ご家族にどのような影響があるかは、個々の家族によって異なる場合がありますので、個人再生を得意とする弁護士にご相談ください。

弁護士法人心では、個人再生など債務に関する問題を得意とする弁護士が個人再生のご相談を承っておりますので、お困りの際は、お気軽にご相談ください。

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